「春の歌/テクテク」
スピッツといえば明日にベストアルバム「CYCLE HIT」がリリースされます。(実際は今日から買えますが、)めちゃ②ほしいんですけど、何気に今月はお金の支出が多いのでこれを買うと、財布が危ないので我慢します(>∩<)。。それに、スピッツに関してはある程度のアルバムとシングルは持ってるし、CD持ってない曲でもMDには入れてあるのでこのベストアルバムに入っている曲の音源はすべて持ってるのでよしとするか・・・。でも、初回版にしかついてこないボーナスCDの曲は絶対聴きたいなぁ、、。
さて、ベストアルバムはすべてシングル曲で構成されますが、スピッツはシングルのカップリング曲や、アルバムにしか収録されない曲も良い曲が多いです。(それはカップリング中心に構成される「花鳥風月」や「色々衣」を聴くとよくわかると思います。)今回レビューを書く「春の歌/テクテク」もこのパターンに近いと思います。実際このシングルは両A面なので、厳密にはパターンと違いますが、ベストアルバムには「春の歌」しか収録されていません。(同じことが「楓/スピカ」にも言えます。)ということは「テクテク」はシングルを聴いた人しか味わえない貴重な曲になります。
で、「春の歌」ですが、今の時期にぴったりな明るく前向きな曲です。歌詞の中にも『春の歌 愛も希望もつくりはじめる 遮るな 何処までも続くこの道を』といった感じで、この季節に新しくスタートする生活を応援してくれてる感じがします。
そして「テクテク」、僕はこの曲の歌詞がすごく好きです。『同じこと二度とない 悲しいけど さびしいけど 僕は歩いていく』と、前向きだけど少し後ろめたさの残る感じが好きです。実際人って新しく前に進もうとしたときに、よく“過去を振り返らないで前だけを見て”とか、“ゼロからのスタートだ”とか言うけど、実際ずるずると過去を引きずってたりするモノ。でもこの曲はそんな一見かっこ悪いような感じを肯定してくれてる気がします。『ふりむきつつ 僕は歩いてく 雨の中を 日差しの中を 闇の中を 思い出の中を』、やっぱり後ろを振り返りながらでも、(その過去が良いものであれ悪いものであれ)“前に進んでるんだったらそれで良いんだよ”そう言ってくれてる感じがして、なんかちょっと気が楽になる、そんな感じの曲だと思います。
今回はちょっと長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント