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KOBUKURO ALL SINGLES BEST DISC1

Photo_44  さて、コブクロのベストアルバムもかなり聴きこんで来たので、レビューを書いていきましょう。とりあえず今回はDISC1の方を書きます。

 DISC1は2002年までの楽曲が収録されていて、前半はかなり知っている曲が多かったです。ベストアルバムではありますが、始まりの曲から終わりの曲まで、普通のアルバムのように一連の流れになっているような印象を受けました。今回も他のCDのレビューと同じようにお気に入りの曲をピックアップしていきます。

 まずはアルバムのスタートの曲、「君という名の翼」。 なんだか青春時代を思い出すような歌詞。っていってもまだ若いですけど。。。 個人的にはやっぱり中学~高校時代にかけての思い出を歌ってるようなイメージを受けます。誰にでも共感できるような、ひと夏の思い出。部活の大会、学園祭。そんなちょっと懐かしい季節を鮮やかに歌っている曲は聴いていて心地よいですね。  『あきれる程真っ直ぐに 走り抜けた季節を 探してまだ 僕は生きてる』 あんだけ純粋に一つのことに対して仲間と一緒に取り組んだ。いろんな出会いがあって。別れがあって。いろんな人と絆を結んできた。。。 でも、そうして歩んできた道を、今振り返ってみると実は『間違いだらけのあの日々』だったりする。 それでも、あの素直に直向に頑張れた時間は大切な時間。 今でも思っている。『もう一度 あの夏空 あの風の向こう側へ』 そんなあの頃のように進んでいってみたい。そんな思いを感じさせる曲です。

 さて、次は2曲目の「あなたへと続く道」。切ないメロディーはコブクロお得意の感じ。やさしい曲からは、夕焼け空を眺めているような、そんな紅色の広がりを感じさせてくれます。『会いたくて 会いたくて 涙の海一人漕ぎ渡る』、大切な人に会えなくなって、思うこと。その“思いの道”は一人ぼっちで歩く道。 言いたかった言葉、言えなかった言葉。伝えられなかった思いもたくさんあって。会っても結局言えないだろうけど、思いは積もるものであって。。 じゃあどうするんだろう、、 『笑顔は今 空に映すから 寂しくはないから』 ・・・どんなことでも受け入れてくれる空なら。そこに向けてココロを放てば。。。 広い空にココロを伝える。あなたへと続く道。 そんな感じで解釈してしまいましょう。切ない曲だぁ~。

 次は、4曲目の「毎朝、ボクの横にいて。-Sweet drip mix-」です。もともとはトコブクロとして所ジョージ&コブクロでリリースした曲をコブクロがもう一度カバーしている。所ジョージさんの歌詞の暖かさが、また違った形で響いてくる。飾り気の無い。些細な出来事などを描いた世界観。 大それたドラマのある愛情じゃなくって、本当に『毎朝、ボクの横にいて』 もう日常の中の出来事のような。。。でも、たまに見せる愛情っていうかなんていうか。なんだか家庭的な感じです。 なんだか個人的に好きな歌詞は、最後の最後の『(毎朝ボクの横にいる君が) ここにいるのが僕じゃなかったら などという顔もたまにしなきゃネ』ってトコロ。なんだかね、なんだか。 そんな風にたまにでも思ってくれたらうれしいじゃないですか。 なんだか心温まる一曲です。

 そして続いて5曲目の「Million Films」。個人的にはコブクロの中でも一番好きな曲かもしれない。 なんだか、タイトルどおりの写真というイメージが、うまく歌詞の中に取り入れられていて、見事に二人のストーリーを演出する。メロディーも、とっても暖かい。二人を優しく見守るような音楽。『100万枚撮りのフィルムでも 撮りきれない程の想い出を 君と二人 未来へと焼きつけていけたら良いな』 そんなちょっとカッコイイ台詞も、すーっと自然にココロに響かせる不思議なメロディー。君と一緒にいられる時間。いろんなことがあるわけで、 そんな一つ一つの瞬間っていうのが、『切り取ればいつだっていくつだって 溢れる様に 生まれてくる LOVE SONG』。。 なかなか思い浮かばないような暖かい歌詞をそっと、でもしっかりとココロに届けてくれる曲です。

 さて、少し飛んで最後の10曲目、「願いの詩」。これまためっちゃ好きな曲です。 コブクロ節のラブソングではなくって、やや昔の流れを組む応援歌。でも、なんだか今に続くようななんとなく切ないイメージを含んでいて、なんだかすっごいもどかしい感じを受ける曲。でも、聴いてて暖かくなるし、頑張ろうって気にもなる。コブクロの過渡期的な1曲だと感じます。まさに名曲でしょう。。 『夢見たもの ひとつずつ箱にしまって いつか僕も 大人という 抜けがらになる』・・・。 なんだか悲しいような、でもそれが現実なような。 そして、『もしも僕があの頃の僕に手紙を 出せるのならどれぐらい真実で書けるだろう』やっぱり現実ってそうなのかなぁ、大人になるのってなんだか夢がないな・・・と思ったり。 でもでもきっと、きっと、『希望の重さに負けない孤独な強さを 想いは未来も運命も変えてく きっとこんな時代でも・・・』頑張らなくっちゃ。しっかり自分を見つめなきゃ!自分に何が必要なのか考えなきゃ!!  でもね、どうしても駄目で自分って何がしたいんだろうって思うこともあるんだと思う。ってか、ある。 そういう時はね、誰かが教えてくれるって思うんだな。『拭いきれない悲しみの雨に傘を』、誰かがきっと助けてくれる。あなたがみんなに素直で正直なら。。。 何故だか自然とね。。。そう思わせてくれるような。そんな気がするんです。 なんだか、ココロのもやをしずめてくれるような優しさのこもった曲です。

 さて、DISC1はこんな感じでした。今に続くコブクロの暖かさと切なさのいっぱい詰まった曲たちが目白押しです。

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