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違いって結構あるもんだ。

 今日も母校で実地研修。

 ちょっと慣れてきて感じるのは、

 発展実習先の学校との違い。

 根本的に学校の雰囲気が違う。

 ボクが子どもの頃と何ら変わってない。

 のんびりした時間の流れ方と、

 フレンドリーな学校。というより街。

 その中で育つ子ども。

 いろんな意味で、甘い。

 いや、ゆるいかな。

 別に悪い意味ではないですよ、誤解の無い様に。

 先生の判断によってコロコロ変わる休み時間の長さ。

 5分休みが、10分になったりする。

 発展実習先ではまず考えられないし、彼らにとって5分休みは確実に「遊ぶ時間」である。

 ボクが子どもの頃(も、もちろんそのシステムはよくあった)は「やった!休み時間が伸びて遊べる。」程度にしか思ってなかったんだけど、

 意外と、このことによって及ぼされる影響は大きいのかもしれないぞ。

 守るべきことを、守る。

 ゆるいというのは、このラインが見えなくなる恐れもある。

 このラインのゆがみが、学び・授業に及ぼす影響は大きいと思ったりもする。

 授業中の子どもたちの様子に現れるのは、

 授業の内容の是非と共に、守るべきことのラインの定着度だと思う。

 発展実習先の学校と比べると、このラインの差を強く感じるんですよね。

 クラスの雰囲気なのかもしれないですけど、決してそれだけではないと思います。

 学校自体の風土というか、なんというか、そういうものも影響してそうです。

 

 ただ、母校の休み時間システムは悪いわけじゃなく。(子どもころは「良いことだ!」って思ってたしね。)

 もちろん、休み時間が増えれば減ることもあるわけで、

 今日のクラスの昼休みはたった5分でした(笑)。

 守るべきことを守らなければ、弊害もある。

 こういう自覚が持てれば良いんです。

 だから、休み時間で全てが決まるわけじゃないんですよね。

 

 とにかく、同じ公立学校でも、違いを比較して子どもたちを眺めていると、

 新しい見方ができるので良いですね。

 子どもたちにも慣れてきたんで、これからはもう一歩踏み込んでいきたいです。

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