描くのは。
発見の手助けをしてあげよう。
『おえかきウォッチング 子どもの絵を10倍たのしむ方法』
と、いう本に書かれていた言葉です。
詳しくは、わかりませんが、
他の“子どもの絵”に関わる本を読んでいても、概ね共通していることがあります。
それは、子どもの“絵”の発達は、認知発達に深く関わっていること。
つまり、
認知発達と共に、自ずから描けるようになる。
と、いうことなのです。
描きかたは、教えるものではない。
自然と、描けるようになる。 と。
なるほど。
むしろ、大人の思う“よい”描き方を教え込むことは、
子どもの可能性を摘むこともある。
描きたい!! を奪うこともある。
読めば読むほどに納得です。
このことって、教育でも大切なことだなって思うんです。
教師って、
どうしても体裁を気にしてしまうところってあるのかなって思うんです。
図工の作品も、どこか先生が「こうしましょう!」って言ってる。
手伝っちゃってる。教えちゃってる。
表現は、自由だし、個人差もあって当然。
わかってても、難しそうです。
だって、その作品は、親御さんも見るからね。
「何でこんなのをうちの子は・・・。」
そう思われたら・・・ね。
矛先は教師に向きかねない。 それは誰だって嫌。
でも、「こんなのを」って思われている子どもはもっと嫌だよ。
だって、自分の思う通り造りたいを表現したのに、
大好きなお母さんやお父さんに認めてもらえないんだからね。
みんながみんな、わかってたら苦労しない。
でもなー。
実際にできるのか、やってみないとわからないけど。
やっぱり子どもの表現を認めてあげたいよなー って思う。
描くことを好きでいてほしい。
色んな創造(想像)の世界に触れてほしい。
そのためには、みんなを納得させるだけの、
知識と力量が必要か・・・。
もっと知らないと!!
たっぷり素材をあげる。
たっぷり時間をあげる。
たっぷりほめてあげる。
難しいかもしれないけど、
この3つのキーワードは頭に入れておこう。
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