だれも、
「だれも しらない」
絵本です。
灰谷健次郎さんの。
みんなには、わかってもらえないけれど、、、
まりこの世界は、表情豊かに広がっていました。
だれもしらない。
そうかもしれないけれど、
そこに輝く生き方があって、
輝く人がいる。
それは、障がい者に限ったことではきっと、ない。
だれも、
自分自身は、自分だけのもので。
ボクはキミにはなれません。
だから、
どこか、
だれもしらない。
だれもしれない。
そんな何かがあるんだと思う。
命をもらったものには、
平等に。
詳しいことは、わからない。
キミにしか、しれないのだから。
でも、
そういった「何か」 があると思って接するのと、
何も気にせずに接するのとでは、
違うでしょ。
「何か」 を知ることはできなくても、
「何か」 を思い心を配ることはきっとできる。
それが、人間の素晴らしさ。
こんなことを、子どもたちに伝えられたらいいなと思う。
本を選ぶ時は、気になるタイトルを手にとってみることが多い。
通り過ぎてしまうような出会いに足を止めることがある。
そこで、足を止めるだけでも意味のあることなのかな。
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