いないこと。

　いつもは大変なんだ。

　でも、

　いなくなってみると、

　なんだか穴が開いたよう。

　さみしいわけじゃないけど、

　ただ単に静かなだけじゃない。

　思うこと。

　本当に望ましい学びの場所は、

　この教室ではないのかもしれない。

　全てを引き出す学び方、

　提供できるわけじゃないから。

　情けないけれど。

　きっと、

　時間と、

　人と、

　環境と、

　お金と、

　全てが整えばもっと価値のある学びだってできる。

　自分の力のなさを言ってるのではなく、

　そういうものだと思う。

　特別なものに限らなくても、

　みんな。

　でも、

　ここに来たんだから、

　いるのだから。

　ここでできる最大限で、

　関わっていかなくてはいけないのだと思う。

　一番良い選択なんて、なかなかできない。

　特別な支援が受けられたら幸せで、

　受けられなければ不幸？

　ぼくはそうは思わない。

　関わる人が、さじを投げなければ、

　少なくともそれは不幸じゃない。

　自己満足に聞こえるだろけど、

　それだけじゃない。

　ここがいい。

　あれがいい。

　こうすべき。

　ああすべき。

　わかってる。

　よくわかる。

　でも、

　そういう、

　「あり方」の話は嫌い。

　自由に選べる世界じゃないんだから。