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さよなら2011年

 さて、2011年も残すところあと数時間です。

 

 と、言うことで、色々振り返ります。

 

 久しぶりに大長編です(2006年末以来?)。

 

 

 

 

 

 

 今年は、色々と揺られた年だった思います。

 

 自分自身のことも、

 周りのことでも、

 

 

 

 

 

 二年目、5年生。

 

 本当は、

 もっと引っ張ってほしかったり、

 ついていく中で一生懸命、伸びたかったりもしました。

 

 

 でも、

 なかなか上手くいかなくて、

 自分の力で、

 自分の判断で物事を前進させなくてはいけないことがたくさんありました。

 

 

 それはそれで良いこともたくさんあって、

 すごく成長できました。

 

 周りを見る目、

 先を見る目も、

 去年よりずっと育った気がします。

 

 結果だけを見れば、むしろ良かったのかも。

 

 

 

 

 ただ、

 5年生ってどういうものなのか、

 手探りで進めてしまったのは事実で。

 

 

 学び取りたかったことが、

 学び取れなかったかもしれません。

 

 

 

 誰かのせいだとか、

 そういうことではないのです。

 

 

 

 もっとできることがあった。

 

 そう思うのです。

 

 

 方法は、一つでは無いはずなんです。

 

 

 学べる対象は、

 もっとあったはずです。

 

 それを、

 上手に探せなかったこと、

 それをしようとしなかった自分。

 

 

 なんだかモヤモヤが残ってしまいました。

 

 

 先を見る目。

 カレンダーの先は見通せても、

 

 自分自身のことは足元しか見てなかったのかもしれないです。

 

 

 

 来年は、

 もっと学べる自分になりたいです。

 

 がんばります。

 ヤル気はありますよ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 周りのことというのは、

 

 この国のことです。

 

 

 今年以上に、

 日本を思った年は無いです。

 

 

 3月11日。

 

 全てが変わってしまった。

 その日から。

 

 

 

  

 

 何が不安なんだろう。

 何に怒ったらいいんだろう。

 

 

 これから先はどうなっていくんだろう。

 

 

 津波の恐ろしさ。

 原発の恐ろしさ。

 

 それだけじゃない。

 

 

 人間の力強さ。

 人間の暖かさ。

 人間の無力さ。

 

 愚かだった対応。

 見送ってきた、見過ごしてきた対策。

 ふがいない政治。

 

 

 

 

 日本は・・・。

 

 

 

 

 

 自分にはどうにもできないことが、

 

 重く、のしかかかってきました。

 

 

 

 

 僕は教師として、

 子どもたちに何を伝えたらいい?

 

 何を伝えられる?

 

 

 

 答えを出したい。

 でも出せない。

 

 

 今、心のそこから日本が心配です。

 

 

 そのくせ、

 明日の心配をしてる自分がいます。

 自分のことしか、見えてないのでしょうか?

 

 

 

 いつも、

 身近なことからはじめていく。

 

 それが大事だと信じてきました。

 今も信じています。

 

 

 でも、

 それだけでいいのでしょうか。

 そう思うのです。

 

 

 

 

 自分自身が一生懸命する。

 それに応えてくれる社会がある。

 

 そうであるからこそ、

 明るい未来がある。

 

 

 今は、そうではないでしょう?

 

 少なくとも、

 そうは思えない政治がされ、

 そうは思えない報道がされているでしょう?

 

 

 その中で育つ子どもが、

 明るい未来を描けるのでしょうか。

 

 

 

 

 どうにもできない堂々巡りが続いています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 年末の、NHKのドラマ、

 「坂の上の雲」で、感銘を受けた台詞がありました。

 

 連合艦隊解散の辞です。

 

 『我等戦後の軍人は深く此等の實例に鑒み、

 既有の練磨に加ふるに戦役の実験を以てし、

 更に将来の進歩を図りて時勢の発展に後れざるを期せざる可らず。

 若し夫れ常に、

 聖諭を奉體して孜々奮励し、

 実力の満を持して放つべき時節を待たば、

 庶幾くば以て永遠に護国の大任を全うすることを得ん。

 

 神明は唯平素の鍛練に力め、

 戦はずして既に勝てる者に勝利の栄冠を授くると同時に、

 一勝に満足して治平に安ずる者より直に之を褫ふ。 

 

 古人曰く 勝て兜の緒を締めよ と。』

 

 

 

 

 何かと戦っているわけではありません。

 

 何かに勝ったわけでもありません。

 

 

 

 ただ、

 

 常に、

 反省と、

 未来への展望と、

 そのための鍛錬を繰り返すこと。

 

 

 そのことが、

 

 

 自分自身にとっても、

 この国にとっても、

 

 大切なものを守ることになるのだと思うのです。

 

 

 

 2012年、

 がんばりましょう。

 信じましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まとまりがなく、

 何が言いたいのかわからないと思います。

 自分でもよくわかりません。

 

 

 

 でも、書きたいことがたくさんありました。

 

 

 

 最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました。

 

 皆さん、良いお年をお迎えください。

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