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潮岬。

 旅のふりかえり、その2。

 

 

 

 二日目、立ち寄ったのは潮岬。

 

 言わずもがな本州最南端の地。

 

 和歌山県は串本町です。

 

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 岬が本州最南端であるならば、

 

 当然、駅も本州最南端。

 

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 ちなみに、ご存知かと思いますが、

 

 串本はトルコと繋がりの深い町。

 

 

 昔、明治時代。

 

 座礁、沈没したトルコ船から救助された人々を、

 

 町の人が自らのたくわえをも削って救護に努めた。

 

 この事件が友好のはじまりだそうです。

 

 

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 さて、

 

 潮岬へは、バスが出ています。

 

 意外と普通のバス(低床バス)でした。

 

 バリアフリー化は、地方でも着実に進んでいる・・・。

 

 

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 さて、岬なので珍しいことではないですが、

 

 バスはぐいぐいと高度を上げていきます。

 

 そして、走ること15分ほど、

 

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 潮岬に到着。

 

 さっそく潮岬観光タワーなる建物に入ってみました。

 

Img_0704

 

 またしてもシュールな顔出しを発見。

 

 もはや、顔を出すというより、首から上を乗せる。

 

 や、でも、意外としっくり来るかもしれないぞ。。。

 

 

 そんなことを考えながらエレベーターを登ると、

 

 ご覧あれ、この絶景。

 

 

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 見渡す限りの海。 海。 海。

 

 海の先が、空に吸い込まれていく感じ。

 

 なんて、でっかいんだ。

 

 

 流れていく雲。風。潮の香り。

 

 全てが、

 

 今、

 

 自分が陸の果てに立ってることを感じさせる。

 

 

 

 海は、広い。

 

 自分たちが立っている陸地は、なんて狭いんだろう。

 

 でも、

 

 陸地は、強いな。

 

 そう思う景色でした。

 

 

 

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 タワーを下りて、

 

 正真正銘の最南端へ。

 

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 海の声が聞こえてきます。

  

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 飲み込まれるような音でした。

 

 

 

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 近くに見えていた潮岬灯台へも登りました。

 

 

 流れが速く、

 

 天候も変わりやすい難航路を照らす道しるべ。

 

 たたずまいが、なんだかカッコよかったです。

 

 

 

 

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 和歌山県に入ってから見る海は、

 

 力強かったです。

 

 

 一日目の三重県は、

 

 リアス式海岸の入り組んだ地形が生み出す穏やかな海。

 

 心を落ち着かせてくれます。

 

 

 それと対照的な和歌山の海。

 

 太平洋から打ち寄せる波は、力を持っています。

 

 気持ちを明るくさせてくれます。

 

 

 

 やっぱり海はでっかい。

 

 

 なにもかもわかっている。

 

 

 そんな感じがします。

 

 

 

 紀伊半島一周、海を眺める旅。

 

 いいですよ。

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