坂の上の雲を読もう。その2
三巻を読破しました。
現在四巻を読み進めています。
今日は一日雨。
こんな日は、読書です。
読書の秋ですから。
三巻は、物語の転機となる出来事が二つ起こりました。
子規が逝ったことと、
日露戦争が開戦したことです。
特に後者、
日露戦争は、
詳細に至るまで描かれており、
日本人、
ロシア人、
双方の立場がはっきりとわかる。
ならば自ずと結果も見えてくる。
だからその戦いを読み進めることは退屈なのか。
いいや。
全くそんなことはないのです。
詳細さが臨場感すら伝えてくる不思議な感覚。
引きこまれていきます。
しかし、
日本は本当にとてつもない戦いをしたのだなぁ。
そう思います。
戦えば、
確実に負けてしまうであろう戦いを。
ただ、
この戦いに日本が勝ったのは、
ただ、「神風」を信じて日本が戦ったわけではないなぁ。
ということは、三巻の時点で伝わってきます。
結果的に「神風」がふいたのだとしても、
負けるべくして負けたロシアがあって、
勝つべくして勝った日本がある気がします。
四巻、五巻、
いよいよ幾多の血が流れた旅順総攻撃がはじります。
ただ、前進する。
日本人の姿。
どう描かれるのか、
興味深いです。
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