さよなら2013年
気づくと2013年も残すところあと数時間。
毎年恒例。 さよなら○○○○年。
徒然なるままに、思いついたままの振り返りをば。
まず、
2013年は今までで一番ブログを更新できませんでした。
反省。
来年は絶対改善します。
やっぱり、考えたり、思ったりしたことを、
残しておくことは、自分にとって大事な気がします。
何であんまり記事を書けなかったのか。
言い訳をするならば、
やっぱり忙しかったのです。
最高学年を持つって、
それなりに。
全体を見通さないといけない。
行事では、一番立派なことをしなくてはいけない(気がする)。
そして何より、勉強の内容が高度・・・。
高度っていっても、小学生でしょ、それほどではないでしょうが。
確かにその通りで、自分自身の力不足は否めないのです。
そんなもんだから、
授業の準備には今まで以上に時間がかかってしまうのです。
二学期末の、水溶液の事前実験。
通知表を仕上げないといけない時期。
でも授業の手は抜けない。
「うひぃー。」って感じでした。
他にも、2学期なんかは、行事の嵐。
授業の準備は帰ってから・・・。
そんなこんなでした。
とまぁ、
言い訳がましいことを書いたわけですが、
それは決して悪いことばかりではありませんでした。
今年は、
授業の内容から、自分自身がすごく学びました。
勉強って楽しい!
う~ん、少し違う感じですね。
勉強のおかげで、豊かになった気がした!
ないしは、
豊かになったことが、勉強とつながった!
そんなところです。
印象的だったのは、
国語で扱った、宮沢賢治。
宮沢賢治って、
高校の時かなんかに「銀河鉄道の夜」を授業で習って、
「なんて眠い話なんだ!!」
と思ったことぐらいしか記憶になかったのです。
あ、あと、クラムボンっていう言葉とか。
とりあえず、
難しい印象。
で、授業では「やまなし」を扱って、
クラムボンと再開を果たしたわけですが、
読んでいくとなかなかどうして、
おもしろくはないけれど、
何かひっかかるものがあるのです。
教える側は、真面目にやってる。 からでしょうか。
情景描写とか、擬音とか、、 すごいよなぁって。
改めて感じたわけです。
そして、その「やまなし」の後にあった「イーハトーブの夢」。
一言で言うと、賢治の生き方が書かれた文章。
共感はしなかったけど、なるほど。っと思ったわけです。
そしてなんとなく、
「グスコーブドリの伝記」を手にとって読んでみた。
これがおもしろい。
まさに賢治の生き方そのもの。
決して共感はしないけれど、物語の中に入っていける。
あれだけわからなかった、賢治の世界なのに。
もしかしたら、「銀河鉄道の夜」も今読んだら・・・。
こんな風に、
自分が、楽しんでしまった。豊かになってしまったのです。
他にも、
最高学年といえば平和学習。
「少年H」を読みました。
別にその内容を授業に活かしたわけではありません。
でも、
なんだか、
新しい引き出しが増えた感じです。
歴史の授業。
去年の宣言どおり、
司馬遼太郎の「竜馬がゆく」を読みました。
歴史の教科書では、
坂本龍馬なんて、たった一行だったけれど、
あの幕末の世界を味わったことで、
教科書をより深く読めた気がします。
学校で教えること、
教わること、
それは、
本当に当たり前のことばかり。
「知らなきゃ困るよ?」
教師たちの常套句。
でも実際は、
「知ると豊かになるよ?」
「知ると広がるよ?」
が本当にあるべき姿なんだろうなぁ。
っと自分自身で感じたわけです。
そういう意味では、
良かったのです。
忙しかった水溶液の事前実験も、
やってるときは楽しかったしね。
でも、
自分で感じたことを、
子どもに感じてもらえたかは、
はてさてどうでしょうか。
ここは本当にまだまだ力不足。
来年は、
というよりこれからずっと、
前進させていかないといけないのです。自分の力を。
もっともっと。
まだまだ、まだまだです。
来年は、
駆け上がるぞ!! くらいの心でがんばりたいです。
はい!!
では、
さよなら2013年。
ありがとう2013年!!
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