卒業式。

　卒業式から一夜明ける。

　子どもたちが、式の次の日、なぜか教室にやってくる。

　そんな夢を見た。

　教師って、本当に幸せだ。

　この仕事を選んで良かった。

　そう感じた卒業の日。

　自分自身が、子どもたちに何ができたのかは、

　実はよくわからないのだけれど、

　成長していく彼らのそばにいて、

　その成長を共に感じられることは、

　素直に幸せなことなんだなって。

　別れの言葉、

　心をこめて、届ける声。

　一生懸命な姿。

　仲間を思い、響かせる歌。

　こんなに、

　こんなに、

　嬉しいなんて。。

　卒業式の涙は、

　さみしさから来るのかと思っていたら、

　そうじゃなかった。

　喜びの方が、大きかった。

　だから、

　式の後の最後のお別れの言葉は、

　ちゃんと言えた。

　前を向いて。

　Ｉ’Ｍ　ＰＯＳＳＩＢＬＥ

　みんななら、きっとできるよ。

　ありがとう。

　そしておめでとう。

　でも、さみしいのもほんとのこと。

　式が始まるまでの数日。

　こんなに涙もろかったっけ？

　ってくらいうるうるしてしまった。

　今も、

　なんだか穴が開いてしまった感じがする。

　さみしい。

　でも、

　だからこそ、

　次の出会いにワクワクしてる。

　先生もがんばるぞ！！！

　追伸、

　モヤモヤは、

　晴れた気がしています。

　できないことは、

　助けてもらっていいんだって、

　そう思うことにしました。

　じゃあ、

　自分にできることは、、、

　負けないくらい一生懸命歌うとか、

　ちゃんと日記にコメント書くとか、

　やっぱりパソコン使う作業とか、

　子どもたちにとって意味があったかはわからないけど、

　それっきゃないなら、

　やるっきゃない。

　助けられるのも、大事。

　自分にできることを頑張るのも、大事ですよね。

　勝手にそう思って、乗り越えました