コトノハ

 この週末はのんびり過ごせました。

 そんな中で、出会った良い曲。

 サクラメリーメンの「コトノハ」。

 「一つの痛みを 二人で泣いてたら 早く消えないかな?」

 とっても暖かいんです。

 「泣き止むまでここにいるから ちゃんといるから」

 痛みを消すことはできない。

 気の利いたことはできない。

 でも、一人にはしない。

 傍にいる。

 そんな曲です。

 

 傍にいること。

 寄り添うことの大切さ。

 最近、少し気付いてきたかもしれないと思う。

 子どもたちと過ごすことで。。。

 神の声のような、君を変える魔法はかけられない。

 ただ、寄り添うことはできる。(物理的に傍にいるってのはちょっと違うかもしれないけど)

 その、暖かさって言うのかな、

 なんだろ、

 想いだろうか。

 そういったものは、君に伝わってくのかもしれないから。

 ただ、一人になった君の孤独な世界に語りかけるわけじゃない。

 みんなに語りかけるんだ。

 「僕が一人にはしない」

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呼吸する時間

0112 今日はさしたる用もなかったので、今週提出の課題を仕上げた後はのんびりしてました。

 一時間ベットに座って、じっくりアンダーグラフのアルバム「呼吸する時間」を聴いてました。

 このアルバム、今まで以上にメッセージ性の強いアルバムに仕上がっています。

 過去の思い出と、それを胸に歩むこれからの未来。

 時の流れ。

 そのドラマを描いたような音楽です。

 なんだか聴いていると懐かしさと切なさがぐっとくる。

 きっと誰にでも共感できる部分がある音楽なんだろうと思います。

 良い曲揃いです。

 なんだか印象に残ったのはアルバム最後の一曲「ティアラ」。

 『かけがえなき日々を 重ねていく旅路で祈るのは

 一秒でもたくさんの笑顔が溢れますように』

 素直に、一番そばにいてくれる人が笑顔でいてくれたら良い。

 これからずっと。

 アルバムを聴いて最後にこの言葉にたどりついた時そう思う。

 そんな気がする。

 成人式間近だからなおさらそう思うのかもしれないけど。

 懐かしさとか、昔を思うことが機会としてあるからかなぁ。

 でも、とにかく良いアルバムだと。。。

 ぜひとも聴いていただきたい。

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UNDER GRAPH live tour'07

Photo 行ってきました!

 アンダーグラフ live tour'07 大阪BIG CAT!!

 久しぶりのライブです。去年の秋のツアーは行かなかったんですけど、これで3回目です。

 今回も聴かせてくれました。最高ですよ。アンダーグラフ。

 今回は今までに増してテンションの上がり方が半端なかったです。Vo,の真戸原さんのテンションは凄かった・・・。普通に水とか客席にかけてたし・・・。こんなん初めて。。。

 まぁ、他のメンバーは相も変わらずマイペース。アンダーグラフはやっぱり良いメンバーなんだなって感じましたね。

 その半端ないテンションで歌われる「アカルキミライ」や「ユメノセカイ」は最高!!シングルのカップリングだから目立たないけど、個人的には好きな曲です。ライブだとさらに良いんだなこれが!!

 アッパーな感じはライブだと臨場感抜群。他にも「五色の虹」、「パラダイム」、「ピース・アンテナ」なんかも激しく響いてきました。意外と控えめな印象のあるアンダーグラフですが違うんですよ、本当は。 とっても熱いんです。

 そんな熱い中でも、聴かせる曲は聴かせるのがアンダーグラフ。

 「君の声」、「遠き日」、「ユビサキから世界を」、「また帰るから」などはみんな聴き入るほどにココロ暖かく響かせる。伝えたい想いっていうか、本当の声が聞こえる感じです。

 「ツバサ」などの定番どころは観客も一緒に歌う。一体感のあるライブ。メンバーも観客も一つになって楽しめましたね。

 そして今回のライブの中で最もインパクトが強くココロに残ったのが、、、。

 最後の最後の1曲。「セカンドファンタジー」。。。。 まだ未発表の新曲です。

 きっとどんな人のココロにも響く1曲です。

 暗い暗い闇も、辛い現実も、悩みや苦しみも、きっときっと超えていける。

 そばにいてくれる人がいる。自分を照らす光がある。奇跡がある。

 アンダーグラフの真骨頂というか、伝えたい想いがたくさん詰まっています。

 素直に感動できる1曲。

 これがライブのくくりでした。

 最後はなんだか本当に感動しました。

 良いライブでした。

 また聴きたいです。

 また行きたいです。

 以下、今回のライブで演奏していたと記憶される曲の一覧です。(演奏の順番は関係なし)

 パーソナルワールド,枯れたサイレン,ユメノセカイ,白い雨,言葉,君の声,遠き日,アンブレラ,イーゼル,ユビサキから世界を,また帰るから,フリージア,五色の虹,アカルキミライ,ピース・アンテナ,パラダイム,忘却の末、海へ還る。,ツバサ,セカンドファンタジー,

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はるまついぶき

 久しぶりに音楽の記事を書こう。

 今回紹介するのはBank Bandの『はるまついぶき』

 瓦版では一回紹介してるんですけどね。

 9月始めに配信限定でリリースされた一曲です。

 季節外れといえば季節外れな曲なんだけど、この時期にリリースされたのには色々エピソードがあったそうです。

 ap bank fes'07の台風による一部中止、新潟の地震。今リリースをすることで、曲の売り上げをそういった被害の義捐金に充てることもできます。被災者が待ち望む復旧は「春を待つ気持ち」なんですね。

 そんなこんなでなんだか意味深い『はるまついぶき』。

 聴いてみると素直に良い曲です。

 ピアノではじまるメロディーは少し寂しげで寒さすら感じます。

 それに歌詞がくっついてきて、曲の終わる頃にはなんだか暖かい気持ちになっているような、、、力強い気持ちになっているような、、、そんな、不思議な曲です。

 春、、、新しい未来を待ち望む強い気持ちのカタチ。

 「心にかたちなんかない 逆を言えば 自由自在に姿を変えていけるんだ 暗い海の底に沈んだ日でも 青空を飛んでいる」

 地震の被害じゃないけれど、生きていれば必ず不幸とか困難とかっていうものが降りかかってくる。

 迷いとか、悩みとか、苦しいことって絶対にある。

 でも、自分の心は常に青空に向けられる。

 次に待つ暖かい未来に向けることができる。

 そんな、未来をじっと待ち続けて信じる気持ちですね。 春を待つってことは。

 「降り積もる雪に覆われた はるまついぶきのように かすかでも 光に向かう強さを抱きしめ いつの日にか」

 ”はるまついぶき”っていうのは心なんですよ。人の。

 そして心は、

 「向かい風だろうと 翼にして きっと僕らも 羽ばたけるはず」

 どんなことも乗り越えていける強さを持ってる。

 そんな力をくれる春を待ってる。

 力強く暖かい。

 名曲ですね。

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Longroad Odyssey

Photo_36 サクラメリーメンの1stアルバム「ロングロード・オデッセイ」 買ってしまいました。

 最高です!!!

 名曲「コロナ」を駿台予備校のCMで聴いたときから、サクラメリーメンに引き込まれました。

 純粋無垢というような歌のメッセージ性。 切ない曲から元気の出る応援歌まで、様々に変わる爽やかなメロディーラインは聴き心地抜群です。

 『ロングロード・オデッセイ』は長い道の冒険旅行。 色んな曲をめぐる冒険をして、またその先へ進む出発点となるようなアルバムです。

 シングル曲の『サイハテホーム・黄昏オレンジ・マーガレット』のような大切な人への純粋な想いを綴ったポップ・チェーンから、『YOU』(←これもめっちゃ良い曲)のようなバラードソング。そして未来へ進む人へ背中を押してくれるようなメッセージソング、『コロナ』まで。この冒険は飽きることがありません。

 『ロングロード・オデッセイ』。 このタイトルはアルバムの最後を飾る1曲の名前でもあります。 最後にして最高の曲と言いましょうか。これから進みだす自分自身へ、勇気の出る1曲です。

 「そしてまた僕は行くよ 先も見えない世界へと 「走り出すんだ」自身もある 不安要素などひとつもない」 これほどにまで前向きで、勇気の溢れる詩があるだろうかと。。。 いつだって前向きに、強気で、全力で、頑張って。。。

 「それでもまた僕は行くよ 思い出をカバンに詰めて 涙くらいは仕方がない 流してまた強くなればいい」 旅立ちには、切なさとか、寂しさとか、本当はつらいこともたくさんあるんだけど、、 それでも前に進まなきゃ。 涙の分だけ強くなる。そう思って。。

 「さよなら僕は旅立つよ 約束しよう 夢へとただ前進」 前へ前へ、自分の描く未来へ。ひたすらに前進し続けよう。冒険し続けよう。

 ちょっと迷ったりした時、ひたすら頑張りたい時、聴けばきっと勇気の出る。本当に最高の1曲。最高のアルバムですよ。

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また帰るから

Photo_27 実に10ヶ月ぶりですね。

 ついにアンダーグラフの新曲『また帰るから/ピース・アンテナ』がリリースされました。

 待ってました。待望の新曲ですよ。

 今回は両A面シングルで『また帰るから』と『ピース・アンテナ』が収録されています。この2曲、全く対極の性格を持った曲です。『また帰るから』は、今までのアンダーグラフの曲調の流れにのったミディアムナンバー。『ピース・アンテナ』はこれがアンダーグラフ?と疑いたくなるほどのポップナンバー。どっちが好きか?好みが分かれそうですね。

 さて、『また帰るから』 個人的にはやっぱこっちがアンダーグラフかなと思います。 遠く故郷から離れて暮らす人の強がりのような、弱虫のような想いをつづった曲です。「大丈夫 僕は今でも元気で暮らしているよ 心配しないで 笑えてるから」 本当のところはどうなんだろう? 「いつかまた どうしようもないくらい 涙が溢れた時は 緑の電車で帰るから また帰るから」 本当は帰りたいのかもしれませんね。今を一生懸命だけど、ちょっと疲れる時もあるよ。そんな時は、また暖かいトコロに帰りたいな。 そんな感じです。

 「新しい日々が始まっています 振り返ってばっかじゃダメだと思う」 振り返るのも大事だけど、ずっと振り返っててもいけないよ。 もう戻れないんだから、前進することを考えなきゃ。ほかのみんなはどんどん進んでいくよ。 そうだよ、わかってる。 こんな気持ちを自分の頭の中では理解してる。だからこそ一生懸命頑張ってる、強がってるんだよ。

 本当は甘えたい気持ちを振り切って、強がりながらも進んでいく。 そんな詩です。なんか自分も力がもらえる気がしますね。 暖かい曲です。

 ちなみに、曲中に出てくる「緑の電車」。これは京阪電車(本線の方)です。 アンダーグラフの地元は京阪沿線。この曲の故郷はそこなんですね。 アンダーグラフの曲の中には過去を振り返る中でたびたび故郷関西の姿が歌われているのです。特に「hana-bira」などはその代名詞ですね。ぜひお聴きあれ。

 一方の『ピース・アンテナ』は、新天地の開拓のような感じです。 今までに無い派手なサウンド。なかなか聴き応えがあります。 で、歌詞の中には芯なメッセージが込められてます。それを探しながら聴くのも良しかもしれませんね。 アンダーグラフの次を占う意味でもなかなか興味深い一曲です。

 ようやくアンダーグラフの2007年がスタートした感じもあります。今年も期待したいですね。

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HOME

Home  さて、発売からはちょっと経ってしまったのですが、ミスチルの新アルバム「HOME」についいて書いてみましょう。

 今回の「HOME」、一回目を聴いた感想としては、比較的単調な流れでした。前回の「I LOVE U」のようなシリアスなテーマから歌われるような深い深い曲は中心になく、本当にタイトル通りの「HOME」、家庭的な日常のささいなことを描いた感じの曲が多かったですね。

 そういった意味で、一回目を聴いただけではインパクト性にはやや欠けてる印象も感じました。今までのミスチルのアルバムとは一味違う気がしましたね。曲の方向性が今までとやや違うんでしょうね。

 でも、じっくり聴き込んでくると、アルバムは全く表情を変えます。今までのアルバムにもましてメッセージ性の強い、暖かい、優しい表情を見せます。 こんなにも、ほっとするような、共感するようなアルバムがミスチルにかつてあったであろうか。そう思わせるほど聴き手によりそってくるアルバムです。さすがはミスチル、やはりすばらしいアルバムでした。

 このアルバムの中の最後に、「あんまり覚えていないや」という曲が収録されています。この曲、ボクが一番聴いていてココロに響いた一曲でした。 たぶん、ただ「音楽」としての評価だけなら、そこまで良くないんですけど、その一曲が届けてくれるメッセージになんだかじ~んときました。

 曲は、前半と後半でまったくメッセージが違って、前半は日常では色んなことが起こるんだけど、「あんまり覚えてない」ことが歌われるんです。 ボクらの日常には本当にたくさんのことがあって、その中で実際「あんまり覚えてない」ことってたくさんある。頭の中では何でも覚えてる気がするんだけど、どうなんだろうな、結局結構忘れてるんじゃないかなって。。。

 でも、後半、『じいちゃんになったお父さん ばあちゃんになったお母さん』のこと、「ちゃんと覚えてるんだ」。。。こうやって確かな思い出が歌われるんです。 『キャッチボールしたり 海で泳いだり アルバムにだって貼り付けてあるんだもの』・・・大切な思い出は、親の暖かさは、覚えているんだ。 『ドライブに出かけたり お小遣いをくれたり たまに口喧嘩したり すぐに仲直りしたり』・・・誰だって、ボクだって経験したような、ささいな小さな頃の日常。。。 大切だった時間。

 ボク自身の親はまだまだおじいちゃんでも、おばあちゃんでもないけど、ボクが小さかった頃の、大切な大切な出来事が、頭に浮かんでくる。 なんか、うまく言葉に出来ないんだけど、この曲を聴いていて、すごく暖かい気持ちになった。ココロがいっぱいになった。本当に、胸いっぱい。

 人には覚えてること、覚えてないことってある。 その違いって何?って考えた時に、思い浮かぶのは「ココロ」かな。 例えば親との思い出だって、きっとお母さんの暖かい愛情があったから、、「ココロ」が伝わったから。。。 生徒会の思い出だって、みんなで一生懸命になったら、「ココロ」から頑張れたから。。。 何気ない日常の中で、ふと自分自身がココロを込めたり、そのココロの想いを受け取った時、きっとそれは「ちゃんと覚えてるんだ」。

 み~んな、どんな出来事も覚えていられるわけではないけれど。 ちゃんと覚えていることがあるとうれしいな。。。 そう思ってみたとき、短い人生だけど、それがたくさんあるボクは幸せなんだな・・・。っと。。。

 「あんまり覚えていないや」という曲は、そんな風にボクには聴こえました。 でも、きっとこの曲も、聴く人によって思うことは違うんだろうな。っと思います。このアルバム全体を通してなんだけど、いろんな日常が一人一人違うように、このアルバムの曲を聴いた時に伝わるメッセージは一人一人異なる気がします。

 ぜひ一度聴いてほしいアルバムですね。

P.S. アーチェリー、またまた自己新が出ました!今回は50mで、最近調子が上がってきています。でも、やっぱり体力不足、後の30mではもう辛くて辛くて、、、。 あんまりでした。。。 ホント、もっと耐久力が必要です。 頑張らないと!!

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桜咲く街物語

Photo_83  買いました!いきものがかりの1stアルバム、「桜咲く街物語」!

 良いですよ。いきものがかり。グループ名からしてなんか良いですよね。「いきもの“がかり”」ってトコロが。しかもアルバムタイトルも「桜咲く街物語」、なんて良いタイトルなんだ!

 で、聴いてみての感想を少し、、、。 全体で見て、シングル曲が14曲中7曲(カップリングを含む)で、ちょっとシングル中心で回っちゃうアルバムなのかなぁ~、っと思っていたら、そうでもありませんでした。

 アルバム曲がなかなか良いんだな。シングル曲だけに終わらせないインパクトを持った曲が多かったですね。

 このアルバム、なんだかちょっぴり切ない曲が多いんですね。まさに今の卒業シーズンにピッタリじゃないですか。それでいて、「流星ミラクル」や「うるわしき人」みたいなPOPナンバーがその切なさを一気に振り切って元気付けてくれる。ストーリー性もなかなかのもの。

 個人的に良いなぁっと思った曲(シングル曲は除く)は・・・「KIRA★KIRA★TRAIN」と「君と歩いた季節」、「タユムコトナキナガレノナカデ」かなぁ。。。特に「タユムコトナキナガレノナデ」はなんだか『想い』がたくさん詰まってるって感じがして、好きですね。

 ぜひ一度聴いてみることをお勧めする一枚ですよ!「桜咲く街物語」!

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フェイク

Photo_70  買いましたよ。ミスチルの新曲『フェイク』!!

 ジャケットが気持ち悪い・・・。う~ん、まぁ、昔のミスチルなら結構普通かなぁと思うデザインですが、なんかなぁ。けっこうPVも微妙だし。。。しかも500円という安価だからか、ちょっとケースも安っぽい感じ。。。

 でも、曲はなかなか良い感じ。外見じゃなくて中身ですからね音楽は。   でも、そこまでヒット性の強い曲でもない感じもしますね。好き嫌いが出そうです。僕的にはこいいった皮肉るような歌詞構成に、ポップな感じは悪くないと思います。 『しるし』のような純粋な想いじゃなくていわゆる“黒い”世界観が良いです。

 嘘の世界?ホントの世界?僕らがいるのは何処だ?ホント・ホント・ホント・・・結論は嘘の世界か・・・?

 『言ってしまえば僕らなんか似せて作ったマガイモノです』 ・・・結局自分って何?君の何処が本当で何処が嘘なんだ? 自分だって思ってること、結局誰かの真似じゃないのか?本当の君じゃないんじゃないか? 生きてくためにしていること、どこまでがoriginalでどこからがfakeなのか? 隠してんだろ?これが自分だって思いたいんだろ?『「こんなんじゃ嫌だ!」って苦肉の策を練ってなんとか今日を生きてるよ』  結論そんなもんなのかもしれない。 いや、そうなんだろう。

 『諦めちゃまた始めから出直したりして まだ自分を嫌いになれずにいるみたいだ』 だって人間だもんな。生きてる以上自分をoriginalと思いたいんだよ。だから『体中に染みついている嘘を信じていく』 そうだろう?

 フェイク、偽物、偽者。 人はTRUEではない。 でも、TRUEだと信じたい僕がいて、、、。いや、そう信じてる僕がいる。 純である世界を望んでる。  でもそういう自分もFALSEなんだよな。そんな自分が嫌いか?っと問われると・・・? 考えてるとこんがらがりそうだ。そんな迷路のような思考をめぐらせる混沌としたポップナンバー。一度お聴きあれ!!

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夕風ブレンド

Photo_69  スキマスイッチの『夕風ブレンド』、発売から2ヶ月もたってしまいそう。。。 今さらぁ??ですが、レビューを書きたいと思います。

 さて、アルバム全体の印象としては、ラブソングを中心として構成されていて、一つの物語のような流れです。始まりからその先へ。大切な人への想いの“風”ですね。

 では、良かった曲をピックアップして・・・1曲目から。これがとっても良い曲。僕個人的にはアルバム一曲目にして最高の曲『藍』。 歌詞が良いです。それをのっけるメロディーが良いです。ココロのもどかしさがよく伝わってきます。  「恋愛の成功率はね 散々でね いつだって成就しないまま とはいえ好きになっちゃうんじゃ もう嫌になるよ」 なんだかありがちなストーリーのようだけど、ココロは正直で、、、「最大の問題点はね 現状じゃね どうしようもない関係だね」 実際問題無理なんだけど、それだけじゃ終われなくって。 「どうかいなくなれ こんなんなら存在自体よ消えちまえ」 そんな子供みたいなこと思ってみたり、、、でもやっぱり、「来週はいつ会えるんだろう」って、また会いたいって、、笑顔が見たいって、、、ね。 甘酸っぱい一曲です。

 2・3曲目は『ガラナ』『スフィアの羽根』、シングルの方でレビューは書いたので省略ですが、『藍』の甘酸っぱさが爆発するようなテンションの上がり具合は聴いていて爽快です。これはスキマスイッチのなせる技ですね。

 4曲目、『惑星タイマー』。この曲は福耳でスキマスイッチが作曲した曲のセルフカバーです。オーケストラが入ってより宇宙(そら)の世界観が広がりを増した感じです。「僕らはまだ希望すらそこにあるか知らない ならば、創造したいなぁ」 僕らの宇宙は無限です。まだまだ何にも知らないのかも・・・だとしたら、描ける世界は無限大ですよね。。。

 6曲目は『空創トリップ』、次の7曲目『ボクノート』に続くインストです。前のスキマスイッチのツアー『空創トリップ』から帰ってきたことをイメージさせるような、満点の星空から舞い降りてくるかのようなメロディー、そして名曲『ボクノート』に続いていきます。(レビューはシングルで書いたので省略)

 そして9曲目、『糸ノ意図』。この曲、僕の大好きなアンダーグラフのドラムの谷口奈穂子さんが参加してるんですね。さらにレミオロメンの前田さんも参加して、豪華です。 曲はかの有名な蜘蛛の糸をアレンジしたような物語。君を傷つけて、「目が覚めたら闇の中」。。。 君に会いに行くために白い希望の糸を手繰り寄せるけれど・・・。追いすがるやつらを蹴落としていたら・・・糸は切れてしまったよ。ってな感じ。 さらに歌詞がなかなかおもしろい、「闇を抜けることはカンタンダ」、、、わかりますよね?カンタンダを並び替えると・・・?

 そして10曲目の『アカツキの詩』です。後悔の気持ち、あのときこうしてたらな・・・。そんなどうしようもないような想い。振り返ってみるアカツキの空です。   「守ろうとした手のひらで握りつぶしてしまうよ」、そうなんだよ、いつも行き過ぎで、、、「ただ君がいればいいのに」 やっぱり間違ってたのかなぁ。。ココロは片方だけでは通わない、、、。 「思えばそうだ 僕は鏡越しの自分を見ていた 君が見ていたのは 紛れもなく僕だったのに」 そうっだったのに、僕は・・・。あのとき・・・。そんな、ちょっぴり切ない一曲。でも、テンポはなかなか月明かりのように明るくて、聴いていて心地良いんですね。不思議な曲です。

 こんな感じですが、他にも『アーセンの憂鬱』『1+1』などもとても良い曲です。 特に『1+1』の暖かさは最高です。『夕風ブレンド』、良い曲ぞろいでした。

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